20160209
今回も天鳳の牌譜についての記事です.
打つたびに悩む手がやってくるので,
天鳳に関してはどんどんネタがたまっていきます(汗)
この場面
東3局1本場
36000点のトップ目
2着の上家(親)との点差は+8100点
この5pを鳴けば2000点の聴牌です.
なにも無い平穏な場だったら迷わずポンテンなんですが,
よく見ると親がドラをポンしています.誰だ安直にドラ鳴かせたやつは...
しかもこの5pは手出し,さすがにもう聴牌気配です.
捨て牌から察するに,もし待ちがピンズならば
554pからの打5pでの36p待ちの公算大です.
ここで思ったこと...
- いやいや聴牌だしポンして打6pでしょ
- 11600の放銃はきついので,47p36sツモ or チーからの打5p聴牌を目指すべき
良型とは言えども,たった2000点で11600点以上の聴牌(?)に歯向かうのは
やっちゃいけないことだって現麻に書いてたような書いてなかったような...
相手が親の場合
- 良形テンパイであれば
- 終盤(12巡目程度)で
- 危険度10%(Eランク)の牌を切って攻める場合は、リーチして2,600点以上、仕掛けて3,900以上。
- 危険度5%(Dランク)の牌を切って攻める場合は、リーチして2,000点以上、仕掛けて2,600点以上。(仕掛けて2,000点は微妙。)
- 中盤(7巡目程度)で
- 危険度10%(Fランク)の牌を切って攻める場合は、リーチして2,000点は微妙。
- 危険度5%(Eランク)の牌を切って攻める場合は、仕掛けて2,000点以上、リーチのみは微妙。
ありました. これに従うなら鳴かずが正解な気がしますね.
これは本当は対リーチの押し引きなので
「相手は100%聴牌」だとか「裏ドラの確率」とかの要素があるとは思いますが,
鳴き仕掛けに対してもだいたいの目安として意識しておくべきだと心得ています.
ちなみに,
こういう情報の具体的な数字を暗記したり対局中に細かい計算をしたり,
私はそういうことはしていません.そんな頭脳明晰ではありませんので...
だいたいのぼんやりとしたイメージとしてこの情報を持っていて,
自分の行動指針の1つとして利用している.そんなイメージですかね.
あ,なんか自己完結してしまいましたが,
ご意見ご感想があればお待ちしています.
もちろん反論も大歓迎であります!
やっぱり人間って,目の前に聴牌が見えたら
ついつい前に出すぎてしまうものですねぇ... 人生...
おしまい